消費税をなくす富山県の会と消費税廃止富山県各界連絡会は24日、富山市マリエ前で定例の街頭宣伝を行い、「国民は消費税10%など認めていない。10月からの消費税増税は中止を」と訴えました。
　
　
　マイクを握った水谷敏彦なくす会代表世話人は、「世論調査で8割を超える国民が10%増税後の経済に不安を感じています。このような状況でも、安倍政権は国会で十分な議論も行わず、消費税率を引き上げようとしています」「安倍政権はポイント還元や商品券で国民の不安を払しょくしようとしています。しかし、どこのお店で利用できるのか、決済方法で還元率が変わるなど、国民に詳しく理解されていません。しかも9カ月で終わってしまう制度で、負担軽減につながるのか疑問です。景気対策というのであれば、消費税増税の中止、税率引き下げこそ一番の景気対策です」と批判。シール投票を呼びかけ「世論で安倍政権を追い込みましょう」と訴えました。
　
　
　増税中止のシール投票した富山市内の男性(40)は「僕が10歳のころ3%で導入された。そのころ何とも思わなかったが、5%になり8%になり大変な思いをさせられてきた。消費税そのものやめるべきです」と話しました。
　消費税10%どう思う=シール投票には85人の人たちが応じ、賛成=7人、反対=70人、わからない=8人でした。