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介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット4周年記念シンポジウム

2016/11/07
 10月15日、神奈川県川崎市で、介護保障を考える弁護士と障害者の会全国ネット4周年記念シンポジウムが行われ、障害を持つ方々、その御家族、福祉関係者、弁護士など約80名が参加しました。当事務所からは,中村弁護士が参加しました。
 一般社団法人日本ALS協会会長岡部宏生さんは、ALS発症後のご自身の体験を通じて、必要な介護保障を受けることによって自分らしい人生を送ることができること、そのためにも必要な介護保障の申請を行政に対して行う必要があることを訴えました。
 また、脳幹部梗塞のために両上肢と両下肢の機能が全廃し、言語機能も喪失した男性は、突然病気を発症した後に生活状況が一変したものの、家族や職場の元同僚の支援を受けて前向きに生活していることや、1日24時間の介護支給を求める交渉を弁護団とともに行った結果、それが認められた体験を話されました。
 その後、各地の弁護団から、市との交渉を行った事件についての報告がなされたのですが、その中で、ALSを発症した富山県在住の男性が、昨年、当事務所の弁護士とともに市に対して1日24時間の介護支給を求め、それが認められた事件についても報告させていただきました。
 シンポジウムの翌日に弁護団の学習会が行われたのですが、市の抵抗が強く膠着している事例や訴訟になっている事例に関する報告や議論がなされ、大変参考になりました。

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